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はやり目(流行性角結膜炎)

はやり目はアデノウイルスによる、うつるタイプの急性角結膜炎です。接触でうつります。タオル、お金、つり革、手すり、マウス、、、、人が触るものは何でも、アデノウイルスがいる可能性があり、それを触った手で目を触ると、はやり目がうつる可能性があります。

そして、発症するまでには潜伏期間が1-2週間ありますので、いつどこでうつったか特定は難しいです。以前は夏に多い結膜炎でしたが、最近は年中見かけることが多くなったような印象です。

一旦はやり目にかかってしまうと、ウイルスに対する有効な点眼薬などはない為、他の感染症や角膜混濁などの合併症を抑えるための抗菌薬やステロイドの点眼薬を使いながら、ウイルスが減るまで時間が過ぎるのを待つしかありません。個人差はありますが治るまで1-2週間はかかります。長いと1か月くらいかかる場合もあります。

はやり目にかからないようにするには、普段から目を手で直接触らないようにするのがポイントです。清潔なティッシュなどでおさえて、すぐに捨てるようにしましょう。もちろん、手洗いの励行、人と同じタオルを使わない、なども必要ですが、目を触らないのが一番だと考えます。そして、風邪に対する予防と同じように、普段から規則正しい生活、睡眠、バランスの良い食生活、適度な運動、などで体力、抵抗力をつけておくことも大切です。

当院でははやり目の診断にクイックチェイサーImmuno Readerを導入しております。痛みもなく、より正確な診断が可能になりました。検査時間は数秒、結果が出るまで5~15分(陰性判定は10分)です。

クイックチェイサーImmuno Reader

◆はやり目について参考サイト:参天製薬

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